大分「志手」散歩
大分市の志手と言えば、知る人ぞ知る「志手ポンカン」、もう忘れられた古墳と三角縁神獣鏡、最近再発見されたドイツ人の墓などがあります。地域を歩けば意外なものにぶつかったりします。そんな志手の「トリビア(豆知識)」を紹介します。 そもそも「志手」の地名の由来にも諸説あります。「神田」説、「潮の手(磯辺)」説、「阯手(阯は基、山の下の意)」説。書き出せばタネはあれこれと…
9/29/2025
小字あれこれ その③ もう一つの目印
9/22/2025
小字あれこれ その➁ 字図を作る
天眼鏡片手に字図作り
起点は天神平と天神社
9/06/2025
小字あれこれ その① 天神平
ダジャレ⁉「ヴィラ」と「平」
8/12/2025
「長水」余話 現在の「町名」は?
「長水」から「王子山の手」に
オシャレな名前はいつから?
7/31/2025
子ども神輿 志手天神社夏祭り
夏の風物詩 子ども神輿
志手天神社で元気に舞う
そのせいでしょうか、子ども神輿は志手天神社に近づくにつれて元気が出てきたようにも見えました。
7/19/2025
もうすぐ夏祭り 志手天神社
もうすぐ夏祭り 志手天神社
志手天神社の夏季大祭は毎年7月24日に行われます。その準備作業が7月12日にありました。
チキリンについては、このブログ「大分『志手』散歩」の「志手天神社夏祭り2024」(2024年7月14日公開)で説明しています。
7/11/2025
天神社 志手村と長水村の関係は?
志手村と長水村の関係は?
志手天神社 灯籠の不思議
このブログで2025(令和7)年4月24日に公開した「お大師様とお接待 志手天神社」の最後に予告めいたことを書きました。
6/14/2025
ミカンとりんご➁ 志手ミカンの始まりは
官造さんと重平さん
志手みかんの先駆者
1本はミカン、もう1本はリンゴの記事です。いずれも2024(令和6)年の生産量について報じた記事です。
農水省の統計を基にした記事で、データがある1973(昭和48)年以降でミカンは過去最低、リンゴは過去2番目の低水準だったとありました。
そのデータを紹介するとともに、「志手とミカン」についてあらためて次回書いてみたいと前回予告しました。
その予告に沿って志手のミカンの歴史について少し書こうと思います。
「余話 ミカンとりんご 日本農業新聞より」でも触れましたが、このブログ「大分『志手』散歩」では以前に志手でのミカン栽培の始まりなどについて少し紹介しています。
例えば「志手に残る農村風景 ミカン盛衰記➁栽植記念の石碑残る」(2022年9月30日公開)などです。
その時に紹介した園田官造さんは志手でミカン栽培を始めた先駆者といっていいでしょう。
明治44(1911)年の栽植記念碑を官造さんの子孫の方が持っていることを「志手に残る農村風景 ミカン盛衰記➁栽植記念の石碑残る」(2022年9月30日公開)で紹介しました。
志手でミカン栽培が始まるにあたって官造さんが大きな役割を果たしただろうことは想像ができます。
ただ、官造さんがどこからどのようなミカンを入れて、どのくらい作っていたかなど、具体的なことになるとよく分かりません。
一方、ミカン栽培に関してその功績がある程度分かる人物がいます。
園田重平さんです。重平さんは1924(大正13)年に「篤農家精農家」の1人として大分県農会から表彰されています(上の資料)。
表彰理由の一つがミカン栽培の普及に尽力したことです。
官造さん、重平さんのほかにも志手のミカン栽培の先駆者といえる人がいたかもしれません。ただ、資料なども残っていないようです。
ここではいまも残る資料を基に明治、大正、昭和初期の「志手みかん」について少し紹介しようと思います。
ミカン栽培を思い立った官造さんは予想もしない大発見をすることになるのですが、これも最後の方で紹介しようと思います。
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6/09/2025
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建設特需に沸いた別府
ブルドーザーとモッコ
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「安永4年」の石造物が
志手天神社と毘沙門堂に
4/06/2025
「大分『志手』散歩」の手引き➁ 「過去」を学ぶ
消えゆくものを記録に留めて
「大分『志手』散歩」手引き➁
「このブログには目次がないので、どんなことがどんな順序で書かれているのか、たまたま読んでみようと思われた方には分かりにくいと思います。そこで「大分『志手』散歩」の「手引き①」と題して、これまでブログの内容を1回整理してみようと考えました」
小字あれこれ その③ もう一つの目印
亀甲山古墳 もう一つの目印 今は跡形もなく 宅地に変貌 「 小字あれこれ」の第3弾です。字(あざ)名を知ることで、そう呼ばれていた場所が昔どんなところだったかが分かります。 中には、由来がよく分からない字の名前もありますが、それはそれで面白いと、このブログ「大分『志手』散...