9/29/2022

志手に残る農村風景 ミカン盛衰記①ミカンの銘産地・志手

初心に戻って まちを歩けば


 気が付けば1年ほど休眠しておりました。久しぶりにBloggerにログインしてみると、「志手界隈案内➃桜ケ丘聖地その5」が書きかけのままになっておりました。
 去年はちょっと力が入りすぎて、息切れしたようです。そこで今回は無理せず、ぼちぼちとやっていくことを第一とすることにしました。

 再開第一弾のテーマは「志手に残る農村風景」です。初回のブログ「志手はどこにある?」の冒頭に「どこか残る『村』の風情」と見出しを入れました。そして「町内を歩くと昔の『名残り』といったものを発見できます」と書きました。この昔の名残りをあらためて紹介したいと思います。

 その一つがポンカンです。初回の「志手はどこにある?」でも書きましたが、志手は「ミカンの産地」として知られていました。中でも有名となったのが志手ポンカンです。
 
 冒頭の写真は志手地区のすぐ後ろにある丘陵に実るポンカンと大分市街地です。志手でミカン、ポンカンを生産する人は少なくなりました。ミカン畑も注意して探さないと、どこにあるか分からないほどです。

 左の写真は住宅地の中にある数少ないミカン園地です。こちらもポンカンが実を付けています。ほかに温州ミカンや不知火(デコポン)も植えられているようです。
 さて、次回以降に志手のミカンの歴史や志手ポンカンにまつわるエピソードなどを少しづつ紹介していきたいと思います。




 





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