春爛漫 桜ケ丘聖地
「大分地方気象台のさくら(そめいよしの)の満開を 本日4月3日に観測しました。平年(4月4日)より1日早く、昨年(4月1日)より2日遅い満開となりました」。気象台のウェブサイトをのぞいたら「桜満開宣言」が出ていました。
上の写真は志手の桜ケ丘聖地(旧陸軍墓地)で4月2日に撮影したものです。桜ケ丘聖地も満開でした。桜の下には大きなブルーシートが敷かれ、花見の準備が行われていました。
1945(昭和20)年の終戦後、墓地は旧陸軍から大蔵省(現財務省)、さらに大分県へと引き継がれました。県が墓地を譲り受けたのは1955(昭和30)年で、その頃多くの桜が植えられたようです。
桜の木々も大きくなり、桜が満開の時は、ちょっと大げさな表現をすると、上の動画のように墓地全体を覆うような感じになっていました。それが今はというと、随分すっきりした印象になっています。
桜ケ丘聖地に手が入り、桜の老木などを伐ってツツジの若木を植えたりと再整備が少しずつ進んでいます。
そのきっかけとなったのが、1人のドイツ人の墓参だったのですが、そのことについては、このブログの「志手界隈案内③変わる桜ヶ丘聖地、そのきっかけは?」(2021年9月16日公開)で少し書いています。
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