土も貯金もカラッカラほどほどの雨がほしい
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大分県立図書館で日本農業新聞を読んでいたら、ちょっと面白い見出しがありました。
記事によると、日本農業新聞では農業などに及ぼす高温の影響を調べようと7月17日~24日にインターネットで意見を募集したそうです。結果、農業従事者を中心に41都道府県の116人が回答を寄せたとあります。
調査では「近年の高温などが農業に与えている影響について、消費者に理解してもらいたいことを複数回答で尋ねた」と記事にあります。
回答のトップは「生産コストが増えていること」だそうです。
記事は、この回答について少し解説し、「肥料や燃料、飼料などの資材価格の高騰が続く中、(生産者は)高温によって品質や生産量が下がっている実態に苦慮」していると書いています。
生産費は増える一方なのに収量は伸びない。豪雨・渇水、高温など極端な気象条件・異常気象が品質低下や生産減を招いているというわけです。
仮に生産量が減っても、生産費を補えるほどに販売価格が上がってくれれば農業を続けられる。だが、現実はどうか。思ったほど価格は上がらないし、生産費の価格転嫁には消費者の理解がなかなか得られない。
赤字経営が続き、これまでの蓄えもどんどん消えて行っている。「貯金もカラッカラ」とはこうした意味なのでしょう。
物価高騰と異常気象は農林水産業の生産基盤の弱体化を加速させそうです。それによって農産物や水産物などの供給はさらに不安定化するでしょう。このブログ「大分『志手』散歩」の筆者もそれを心配しています。
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ちなみに見出しになった「土も貯金もカラッカラ」を具体的に説明したものは記事の中にはなかったように思います。
農業新聞に寄せられた意見の中にこの言葉があり、そのまま見出しに採用されたようです。
面白いのでこのブログの筆者も使わせてもらうことにしました。
梅雨明け後 40日間の雨わずか 大分市
大分県を含む九州北部地方の今年の梅雨明けは7月8日頃でした。平年は7月19日頃だそうですから、10日余り早かったことになります。
梅雨の期間はよく雨が降りました。梅雨入りは平年並みの6月4日頃で、梅雨の期間の降水量をざっと計算すると686ミリになりました。
ただ、梅雨明けとともに雨はパタリとやみました。気象庁のデータを見ると、7月17日に降水量1.5ミリを記録しただけでした。
上の表を見ると、1ミリ以上の雨があった日は3日あります。8月7日、8日(いずれも2.0ミリ)、8月13日の4.0ミリで半月間で降水量は計8.0ミリにとどまっています。
このまま雨が降らなかったらどうなるのでしょう。
気象庁のデータに地点ごとの歴代記録があります。
次いで2016(平成28)年8月の2.0ミリ、1967(昭和42)年8月の5.3ミリ、1903(明治36)年8月の8.3ミリ、1912(大正元)年8月の8.4ミリとなっています。このままでは今年の8月は歴代4位になります。
今の暑さは昔とは違います。最近は最高気温が35℃以上の酷暑日がざらにあります。人間だけでなく植物にも厳しい環境です。ほどほどの雨が降ってほしいと切に願います。


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