大分市の志手と言えば、知る人ぞ知る「志手ポンカン」、もう忘れられた古墳と三角縁神獣鏡、最近再発見されたドイツ人の墓などがあります。地域を歩けば意外なものにぶつかったりします。そんな志手の「トリビア(豆知識)」を紹介します。 そもそも「志手」の地名の由来にも諸説あります。「神田」説、「潮の手(磯辺)」説、「阯手(阯は基、山の下の意)」説。書き出せばタネはあれこれと…
11/29/2022
ふるさとだよりで知る志手のトリビア①「志手左官」の由来は?
11/18/2022
志手ポンカン➃幻になる日も近い?
減る生産者 まぼろしになる日も近い⁉
志手ポンカンは今どれくらい作られているのでしょうか?上は2013(平成25)年2月1日付の大分合同新聞です。筆者が確認できた「志手ポンカン出荷」の最後の記事です。記事によると、この時は7軒の農家が合計約11トンを生産しています。最盛期の4分の1といったところでしょうか。今はこの時よりも少なくなっているのは間違いないでしょう。
11/08/2022
志手ポンカン③ポンカンの効用は
ビタミンCたっぷりの冬の味覚
秋の深まりとともに青々としていたポンカンの果実も徐々に黄色く色づいてきています。今年は色づきが早い方なのでしょうか。左の写真は11月7日に撮影したものです。
ポンカンもいろいろあります。ウィキペディア(Wikipedia)によると、「高梢系」の「吉田」「今津」「薩州」と、「低梢系」の「太田」「森田」「興春」があるそうです。
ちなみに高梢系は果実が腰高で大果になり、低梢系は果実がやや扁平で小果、種が少ないという特徴があると書いてあります。
志手ポンカンはどっちの系統でしょうか。志手ポンカンは種が結構あります。ならば種が少ない低梢系でなく、高梢系でしょうか。では果実の大きさはと見ると、大きなのも小さなのもあったりします。素人にはよく分かりません。
連載2回目の前回は、志手ポンカンに関する地元紙・大分合同新聞の記事を集めて紹介しました。地元紙の記事では志手ポンカンをどう説明したのでしょう。
1993(平成5)年から2001(平成13)年までは9年連続で掲載された「志手ポンカンの出荷」の記事を改めて見直してみました。
記事の書き出しを古い順に並べてみると、
甘い香りとビタミンCたっぷりの果実がおいしいと評判の(1993年)
甘い香りと豊富なビタミンCで人気がある(1994年)
冬の味覚(1995年)
ビタミンCたっぷりの冬の味覚(1996年)
フレッシュな冬の味覚(1997年)
ビタミンCたっぷりの冬の味覚(1998年)
ビタミンCたっぷりの冬の味覚(1999年)
冬の味覚(2000年)
ビタミンCたっぷりの冬の味覚(2001年)
「ビタミンC」がキーワードのようです。ただ、これでは志手ポンカンが“何者か”を特定する材料にはなりません。
一般にミカン類はビタミンCが豊富なイメージがあります。志手ポンカンの特徴を語っているようで語っていない「ビタミンCたっぷりの」という形容詞は何に由来するのでしょう。一つ心当たりがありました。
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11/03/2022
志手ポンカン➁いけるぞ!志手ポンカン
いけるぞ!志手ポンカン 見出し躍る
そこで新聞の見出しも「いけるゾ『志手ポンカン』」「市長も試食 太鼓判」となかなか威勢の良いものになっています。
メタセコイアとラクウショウ③天神島児童公園
カギは全国公園緑地会議? 駄原総合運動公園の落羽松 「駄原総合運動公園以外にもラクウショウ(落羽松)が植えられている公園がありますか?」。思いついて大分市役所の公園緑地課に電話したのは9月24日午後5時過ぎでした。 翌日の午前中に公園緑地課から電話をもらいました。「松原緑...