志手ポンカンを絶賛した著名人がいたそうです。
その人とはキヤノン創業者で、大分県蒲江町(現佐伯市蒲江)出身の御手洗毅氏。同氏が大分市の大分文化会館で大分合同新聞の記者と食事をした際、デザートに出たポンカンが美味しいと言い、産地を尋ねた。
そして、志手産であることを知り「大分県の一村一品で一番うまいのは志手のポンカンである」と言った。それが新聞記事となって志手ポンカンの評価を上げ、日本一とも評されるようになった。
そんな話があるようです。「大分キヤノン」が設立されたのが1982(昭和57)年と言いますから、御手洗氏の来県と記者との懇談はその前後ではないか。そう考えて新聞記事を探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした。
御手洗氏の逸話があったのは、志手地区の老人会が発行していた「ふるさとだより」に掲載された「日本一うまい志手ポンカンの話」の中です。まずはそれを紹介しましょう。
(興味のある方は「続きを読む」をクリックして下さい)