2/19/2025

志手ポンカンはどこで買える

志手ポンカン どこで買える? 



 このブログ「大分『志手』散歩」(※)で、志手ポンカンが出荷の最盛期を迎えていると紹介したところ、志手ポンカンはどこで買えるのかという問い合わせをいただきました。

 ※「大分『志手』散歩」の「志手ぶらぶら路上観察記⑥志手ポンカン出荷」(2025年2月10日公開)で紹介しています。

 志手地区に販売所、直売所があるかというと、これはありません。

 志手ポンカンの箱詰めは大分市内のデパートやスーパーなどで売られていると思いますが、最近あまり見かけなくなったような気もします。

 市内のトキハデパートの地下にある果物専門店で、目を引く場所に志手ポンカンの箱詰めが置かれていたのを覚えています。最近はどうでしょう。この時期、かつて志手ポンカンが置かれていた場所には、ほかの果物の箱詰めが飾られているのを見たことがあります。

 志手ポンカンが以前ほど注目されなくなった理由の一つに、同じミカン類で新種が続々と登場し、競争相手になったことがあります。

 このブログ「大分『志手』散歩」の「志手ポンカン➃幻になる日も近い?」(2022年11月18日公開)にも書きました。

 例えば「はるみ」というミカンがあります。この時期スーパーなどで売られています。ポンカンと清見のかけ合わせで「不知火(デコポン)」と同じです。だからデコポンの妹分とも言われ、人気があるようです。

 もう一つは、このブログ「大分『志手』散歩」でも何度か書いていますが、志手ポンカンの作り手の高齢化と後継者難があります。

 作り手が減り、栽培面積も減っています。当然生産量も減ります。昔はもっと生産者がいたといいます。作り手も若く、意欲的でした。

 
 「大分志手ポンカンの栞}(左の写真)を作ってPRしていたと聞きました。

 このしおりを見ると、出荷元が大分市志手柑橘生産組合で、住所と電話番号が書いてありました。

 いまは、このしおりにあるような「志手ポンカン」を注文する❝窓口❞のようなものはありません。

 せっかくお問い合わせをいただいたのにお役に立てずに申し訳ありません。

 いただいたメールを拝見すると以前購入されていた志手ポンカンの生産者がおられるとのこと。一番確かな方法は以前購入されていた生産者から現在も作っている人を紹介してもらうことではないかと思います。

2/10/2025

志手ぶらぶら路上観察記⑥志手ポンカン出荷

 志手ポンカン 出荷最盛期

 

 志手ポンカンが出荷の最盛期を迎えています。

 志手のポンカンはだいたい12月から翌年1月にかけて収穫され、倉庫などで1カ月ほど貯蔵されます。そして、果皮が少し柔らかくなり、甘さも増した頃に出荷が始まります。


※志手ポンカンについてはこのブログ「大分『志手』散歩」でも何回も紹介しています。

 最近では「志手ぶらぶら路上観察記➃志手ポンカン」(2024年12月9日公開)があります。


 
 上の写真は箱詰めされた志手ポンカン(大きさは2L)ですが、近所のスーパーではこの箱入りはほとんど見かけません。

 代わりに1軒のスーパーではポリ袋に5個入った志手ポンカンが1袋598円(消費税込み646円)で売られていました。

 消費税込みで計算すると1個約130円になります。カン類の値段としては大分では高い方だと思います。

 と言っても、猛暑やカメムシ被害などで昨年はミカン類が不作だったとかで、ミカンの値段は全般に高くなっており、志手ポンカンが飛び抜けて高いともいえないようです。

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