8/30/2024

メタセコイアとラクウショウ➁大きくなり過ぎた木

 大きくなり過ぎた木 伐採の日



 
その大きな木があることに気づいたのは伐採の日が間近に迫った頃でした。上の写真は伐採された直後の2019(令和元)年12月16日朝に撮影したものです。写真奥の建物は桜ケ丘聖地(旧陸軍墓地)の記念館です。


 志手とその周辺を歩いてみると、いろんなところから、その木を見ることができました。こんな大きな木なのに、このブログ「大分『志手』散歩」の筆者の視界に入ってこなかったのは、植物に疎い筆者が関心を持たなかったからですが、伐り倒されることになって急に興味が湧きました。

 この大木の伐採が2019(令和元)年12月12日から始まると聞いて作業を記録することにしました。


 上の動画は2019(令和元)年12月12日、13日、16日の3日間で行われた伐採作業の記録を編集し、短くまとめたものです。

 この木がメタセコイアであることを知ったのも伐採作業のちょっと前くらいだったでしょうか。

 この木のことを思い出したのは、このブログ「大分『志手』散歩」の筆者が、駄原総合運動公園にある背の高い木々について何か書こうと考えたのがきっかけでした。

 このブログの筆者は駄原総合運動公園の木々がメタセコイアだと思い込んでいました。ブログ「メタセコイアとラクウショウ① 空に真直ぐ伸びる木々 落羽松」(2024年7月4日公開)を書くにあたって、念のために大分市公園緑地課に電話してみました。すると「ラクウショウ(落羽松)」との答えが返ってきました。 

 そこで、まずは総合運動公園のラクウショウについて書き、2回目にかつてあったメタセコイアの大きな木について書こうと考えました。それがこのブログになります。

 動画「大きくなり過ぎた木 メタセコイア伐採の日」の最後にテロップを入れましたが、大木が伐り倒される「最期」に立ち会いながら、この木の由来を何も知らないことに改めて思い至りました。

 「誰が、いつ植えたのか」。どうでもよいといえばどうでもよいことがですが、それが気になります。このブログの筆者の習性で、今回もこのメタセコイアの生い立ちを探ろうとしました。

 そのうち、このメタセコイアと関係ありそうだという一人の人物の名前を小耳にはさんだのですが……

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8/10/2024

今年の夏の暑さは? 最近10年のデータ比較

酷暑‼  元気なのはセミばかり?



 ポンカンの木でセミの抜け殻を見つけました(上の写真、8月7日撮影)。猛暑の中で元気なのはセミだけではないか。そう思いながらシャッターを切りました。

7月の猛暑日は17日 月の半分超える


 大分市では最高気温が35℃以上の「猛暑日」が続いています。

 左の表は気象庁のホームページにある「各種データ・資料」から拝借したものです。

 それによると、大分地方の最高気温は7月3日に35.8℃を記録して「猛暑日」となりました。

 それから一日あけて5日から9日まで5日間連続の「猛暑日」となりました。

 さらに実質的に「梅雨明け」したと思える17日以降では、18日から22日まで5日連続で「猛暑日」を記録するなど、31日までの15日間のうち11日で35℃以上の最高気温を記録しました。

 結局、7月の猛暑日は計17日に達しました。

最低気温 4日連続28℃超え 8月

 


 8月に入っても猛暑が続きます。最高気温が35℃を下回ったのは6日の34.5℃だけで、あとは35℃を超えています。

 暑さは夜になっても収まらず、最低気温が3日から6日まで4日連続で28℃超と寝苦しい夜が続いています。

 とはいっても最高気温が39℃や40℃になったというわけでもなく、せいぜい37℃台ですから全国的なニュースになるわけでもありません。このくらいの暑さはどこでもあることと一蹴されてしまいそうです。


 
ただ、大分市の今年の夏はいままでの夏と比べてどのくらい暑いか、大分市民の一人としては気になります。そこで、とりあえず最近10年ほどのデータを収集して比べてみることにしました。すると、今年は「酷暑の夏」として特筆するに値する年であることが分かりました。

※上の写真は7月16日撮影。この頃からセミの合唱が大きくなりました。

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メタセコイアとラクウショウ③天神島児童公園

 カギは全国公園緑地会議? 駄原総合運動公園の落羽松   「駄原総合運動公園以外にもラクウショウ(落羽松)が植えられている公園がありますか?」。思いついて大分市役所の公園緑地課に電話したのは9月24日午後5時過ぎでした。  翌日の午前中に公園緑地課から電話をもらいました。「松原緑...