7/14/2024

志手天神社夏祭り2024

夏祭りの準備進む 志手天神社



 志手天神社の夏祭りは7月24日と決まっています。祭り当日に向けた準備作業が7月13日に行われました(上の写真)。


 新型コロナウイルスの大流行があり、2020(令和2)年、21(令和3)年、22(令和4)年と夏祭りは中止になっていましたが、昨年4年ぶりに夏祭りが再開されました。

 今年はここに来て新型コロナウイルスの感染者数が増えてきて注意が必要ですが、夏祭りは予定通りに実施されるということです。


 志手天神社の夏祭りのメーンイベントと言えば子ども神輿(みこし)です。そして、町内を練り歩く神輿行列に欠かせないものといえば、お囃子(はやし)の太鼓とチキリン(鉦)です。その練習が13日にありました。


 太鼓とチキリンの練習は13日が3回目です。6月29日に志手天神社の拝殿に太鼓とチキリンが並べられて1回目の練習が行われました。2回目の練習が7月6日にあり、13日が最後の練習になりました。

 3回の練習で流ちょうにリズムを刻むところまでになるのは難しいでしょうが、だいぶ慣れてきたのは間違いないでしょう。
 
 祭りの準備は着々と進んでいます。あとは当日の24日を待つばかりといったところです。


【チキリンについて】

 「大分『志手』散歩」の「4年ぶりの夏祭り 志手天神社」(2023年7月3日公開)で書いたものを再掲します。それが以下の内容です。関心のある方は下の「続きを読む」をクリックして下さい。

 【追記】

 最後にチキリンについて。大分市役所のホームページに「『チキリンばやし』の紹介」があります。そこから、チキリンについての解説を引用します。

 チキリンとは、大分市内のお祭りに伝わる「鉦」(かね)を中心としたお囃子のことです。「鉦」(かね)は、真鍮製で丸くて平たい底がある形をしています。お祭りには太鼓と鉦が古くからよく使われていますが、大分の祭りには特に「鉦」が中心になり、太鼓がこれにそって響きます。
 

 チキリンの音を出すのには、竹を削った柄に3~4センチ位の長さに切った鹿の角を直角に取り付けた、叩く道具「撞木」を使います。

  撞木を縦にもち、立てて「コンコン」と鉦の底を叩き、次に寝かせて輪の内側を「チキリン、チキリン」と三回叩きます。早いリズムを体で調子を取って叩く「コンコン、チキリン、チキリン、チキリン」の鉦の音は、ずいぶん昔から大分の祭りばやしに伝わっているもので、全国的にも珍しいお囃子になります。

 ※正確に言えば、「コンコン」「チキリン」という鉦の音を中心としたお囃子を「チキリン」というのですが、志手ではこの鉦を「チキリン」と通称しています。

 

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