7/31/2024

志手天神社夏祭り当日

 子ども神輿 まちを行く



 7月24日。夕暮れの町を子ども神輿がにぎやかに通り過ぎてゆきました。志手天神社夏祭りの子ども神輿です。

 新型コロナウイルスの大流行で中止となっていましたが、昨夏、4年ぶりに子ども神輿が復活しました。そして、今年も子ども神輿が志手町内を練り歩きました。

 4年ぶりに再開された昨夏は、それまでの神輿の巡行ルートの時間も距離も半分程度にした「短縮版」で試行的に実施されました。

 昨夏のルートはどうだったか。神輿の町内巡行を午後6時から8時までの2時間と見込んでいましたが、午後7時20分には神輿が町内を巡って志手天神社に戻ってきました。想定よりも早く終わって参加者にとっては少し物足りない結果だったといっていいでしょう。

 (注)昨夏の様子は、このブログ「大分『志手』散歩」の「4年ぶりのお神輿登場 志手天神社」(2023年7月28日公開)に書いています。


 そこで今年は巡行ルートが少し拡大されました。去年はルートになかった高台のマンションまで足を延ばすことになりました(上の写真)。

 ざっと見て前年比で3割ほど巡行ルートが延びた感じでしょうか。熱中症にならないように水分補給のための休憩時間も小まめに設けられました。神輿は昨年よりもゆっくりと町内を巡ったように思えました。

 巡行ルート延長の結果はどうだったでしょう。町内を一回りして志手天神社に神輿が戻ってきたのは午後7時40分過ぎでした。


 最後に天神社の境内で神輿を威勢よく回してフィナーレとなります。その後神輿に乗った神様をお宮に戻して町内巡行が無事に終わったのは午後8時ごろでした。

 昨年考えた午後6時から8時までの2時間のプランが今年は実現できたようです。短すぎず、長すぎずで、程よい感じの神輿の巡行ができたのではないでしょうか。

 

7/14/2024

志手天神社夏祭り2024

夏祭りの準備進む 志手天神社



 志手天神社の夏祭りは7月24日と決まっています。祭り当日に向けた準備作業が7月13日に行われました(上の写真)。


 新型コロナウイルスの大流行があり、2020(令和2)年、21(令和3)年、22(令和4)年と夏祭りは中止になっていましたが、昨年4年ぶりに夏祭りが再開されました。

 今年はここに来て新型コロナウイルスの感染者数が増えてきて注意が必要ですが、夏祭りは予定通りに実施されるということです。


 志手天神社の夏祭りのメーンイベントと言えば子ども神輿(みこし)です。そして、町内を練り歩く神輿行列に欠かせないものといえば、お囃子(はやし)の太鼓とチキリン(鉦)です。その練習が13日にありました。


 太鼓とチキリンの練習は13日が3回目です。6月29日に志手天神社の拝殿に太鼓とチキリンが並べられて1回目の練習が行われました。2回目の練習が7月6日にあり、13日が最後の練習になりました。

 3回の練習で流ちょうにリズムを刻むところまでになるのは難しいでしょうが、だいぶ慣れてきたのは間違いないでしょう。
 
 祭りの準備は着々と進んでいます。あとは当日の24日を待つばかりといったところです。


【チキリンについて】

 「大分『志手』散歩」の「4年ぶりの夏祭り 志手天神社」(2023年7月3日公開)で書いたものを再掲します。それが以下の内容です。関心のある方は下の「続きを読む」をクリックして下さい。

7/04/2024

メタセコイアとラクウショウ①駄原総合運動公園

空に真直ぐ伸びる木々 落羽松

誰が植えた?駄原総合運動公園



 空に真直ぐ伸びている木々があります。ちょっと高い所から志手周辺を眺めると、いつも目に入ります。上の写真では分かりにくいかもしれません。カメラを望遠にしてもう少し拡大してみましょう。

 

 背の高い木々があるのは駄原総合運動公園です。このブログ「大分『志手』散歩」の筆者は最近まで「メタセコイア」だと思っていました。


 しかし、本当はどうなのだろう。ちょっと気になったので近くに行って見てみました。

 どうも葉っぱの形などが違う気がします。念のために運動公園を管理する大分市都市計画部公園緑地課に電話で聞いてみました。

 すると、メタセコイアではなく「ラクウショウ」(落羽松)との答えでした。「ラクウショウ?」。植物に疎いこのブログの筆者には予想もしない答えでした。


 こうした場合、手っ取り早く調べるにはインターネットです。「ラクウショウ」「九州」と入れて検索してみると、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所九州支所のホームページがありました。

 それによると、ラクウショウはスギ科ヌマスギ属で、北アメリカ南部諸州からメキシコに天然分布し、世界各地で植栽されているそうです。

 ラクウショウは庭園や公園、川辺など湿気の多い所に植えられているのが多いようです。和名のラクウショウは「落羽松」の意味で、別名「ヌマスギ」とも言うとあります。

 ヌマスギは「沼杉」の意味で、この木が沼辺などに好んで生じ、スギに似ていることから名づけられたと書いてあります。

 ちなみにウィキペディアには、日本には明治初期に渡来し、関東南部以西に適し、湿気の多い公園、庭園、社寺境内などに植栽されている、とありました。

 それほど珍しい木というわけでもないようです。でも誰が、いつ、ここにラクウショウを植えたのでしょうか?それを知るために、駄原総合運動公園の成り立ちについて少し調べてみることにしました。

 この先は下の「続きを読む」をクリックして下さい。

メタセコイアとラクウショウ③天神島児童公園

 カギは全国公園緑地会議? 駄原総合運動公園の落羽松   「駄原総合運動公園以外にもラクウショウ(落羽松)が植えられている公園がありますか?」。思いついて大分市役所の公園緑地課に電話したのは9月24日午後5時過ぎでした。  翌日の午前中に公園緑地課から電話をもらいました。「松原緑...